2026/09/18 10:00
グラスに口をつけ、そこへカレー風味の燻製ベーコンをひと切れ。スパイスの香りと脂のうま味が重なった瞬間、口の中で味わいがふっと変化するのを感じました。産地だけを見れば、地中海に浮かぶシチリア島の赤ワ...
2026/09/14 11:50
壱岐の海は、まだ夏の色をしている。日差しは強いし、波の音も変わらない。けれど夕方になると、風だけが少し先に変わる。昼間の熱をそのまま運んでいた風が、涼しさを少しだけ混ぜて吹くようになる。半袖のまま...
2026/09/07 10:00
壱岐は、麦焼酎発祥の地と言われている。そのことは、当然知っていたし、意識もしていた。それでも、壱岐で燻製をつくっている自分たちが、地元の焼酎とちゃんと向き合って味わったことは、実はあまりなかった。...
2026/09/04 10:00
バゲットにオリーブオイルをまとわせ、燻製カマンベールと燻製明太子をのせて、ひとくち。追いかけるようにワインをひとくち。チーズのコクと明太子の旨みが、舌の上でふっと軽くなっていくのを感じました。フィ...
2026/08/31 10:00
うちの商品を、一度でも見たことがある人は、気づいているかもしれません。あじの干物も、ベーコンも、たまごも、じゃがいもも、明太子も、カマンベールも、ナッツも。しまいには、醤油や、マヨネーズや、塩まで...
2026/08/24 10:00
工房の扉を開けたら、いつもの景色が少し変わっていた。隣に、もう一台。新しい燻製器が並んでいた。これまで葦束の商品はすべて、一台の燻製器で燻されてきた。呼び名は零号機。あじの干物も、ベーコンも、たま...
2026/08/20 16:09
燻製壱岐産アジの干物をひと口食べる。そのあとに、シチリアの白ワインをひと口。すると、口の中に残っていた脂と燻香が、すっと引いていきました。「洗い流す」という言葉が、いちばん近いかもしれません。干物...
2026/08/17 10:00
7月24日、イチヤマの棚を見て、少し焦りました。燻製ベーコンの列が、思っていたより減っていたのです。前回並べたのは、つい先日のはず。慌てて工房から補充分を積んで、郷ノ浦へ向かいました。車を走らせながら...
2026/08/14 10:00
シチリア島の白ワインと、壱岐の燻製ナッツ。産地だけを見れば、地中海の島と日本の離島、ずいぶん離れた場所にあるふたつだ。けれど実際に合わせてみると、その距離をあまり感じさせない食卓になった。トラパニ...
2026/08/10 10:00
扉を開けると、まず潮の匂いが届きます。今日は少し湿った風。 昨日よりも波の音が近く聞こえます。葦束の工房は、壱岐の海の近くにあります。 燻製の話をする前に、今日はこの場所の話をさせてくださ...
2026/08/07 10:16
地中海に浮かぶシチリア島。強い日差しが降り注ぐ昼から、夕暮れへとゆっくり空の色が変わっていきます。照りつける太陽と乾いた土が育てたぶどうが、この島の食卓へ運ばれていきます。「島を旅する食卓」第1回で...
2026/08/03 10:00
壱岐は今、朝から蝉の声が響き、日中は外に出るだけで汗ばむ季節になりました。こう暑いと食欲が落ちる日もあります。それでも夕方、氷をたっぷり入れたグラスを手にする時間は、なぜか少し楽しみになります。そ...
2026/07/13 10:00
「毎日、同じ時間に同じ作業をしているんですか?」そんな質問をいただくことがあります。工房では毎日決まった手順を繰り返している。そんなイメージを持たれることが多いようです。でも実際は、その日によって...
2026/07/10 10:00
葦束の燻製ベーコンは、プレーン・バジル・カレー風味の3種類があります。「なんでこの3種類なの?」と思ったことはありますか。実は、今の3種類になるまでに12種類もの試作がありました。採用されたものも...
2026/07/06 10:00
正直に言うと、燻製にはほとんど興味がありませんでした。なんとなく「スモークの香りが強そう」「癖がありそう」というイメージがあって、自分から手を伸ばすことはなかったです。そんな自分が今、燻製を作って...















