2026/07/10 10:00
葦束の燻製ベーコンは、プレーン・バジル・カレー風味の3種類があります。「なんでこの3種類なの?」と思ったことはありますか。実は、今の3種類になるまでに12種類もの試作がありました。採用されたものもあれば、試作だけで終わったものもあります。今回は、その裏側を少しお話しします。
最初は、肉じゃなかった
葦束の商品づくりは、壱岐のものを使って燻製を作りたいという考えから始まりました。最初に作ったのは、燻製たまごと燻製あじの干物です。壱岐産の素材を使い、一つひとつ丁寧に燻製にする。そのコンセプトは最初から変わっていません。ただ、しばらく作り続けているうちに「肉が必要だ」と思うようになりました。燻製専門店として見てもらうには、肉・魚・調味料と、食卓のさまざまな場面で楽しめる商品が必要だと感じたからです。そこから、燻製ベーコンの開発が始まりました。
「1種類だと面白くない」
ベーコンそのものの燻製はすんなり形になりました。でも、それだけで終わりにする気にはなれませんでした。「1種類だと面白くない」。そう思ったのが、バジルとカレー風味が生まれたきっかけです。プレーンだけでは、食べ比べる楽しさも生まれません。バリエーションがあることで、初めて買う方にも、リピートしてくれる方にも、毎回違う楽しみ方ができるはずだと考えました。
12種類のボツと、社員投票
バリエーションを増やすことは決まった。あとはどんな味にするか、です。
ここから試作が始まりました。チリ×パプリカ、ゆず皮×バジル、ゆず胡椒、粒マスタード×はちみつ、パルメザン×黒胡椒……。思いついた組み合わせを一つずつ試し、気づけば12種類もの試作ができていました。どれも「これはこれで美味しい」という仕上がりでしたが、全部は出せません。そこで、社員みんなで実際に食べ比べをして、一人ひとりが「一番好きな味」に投票しました。意見が分かれる味もありました。結果、選ばれたのがバジルとカレー風味の2種類でした。他にも魅力的な試作はありましたが、何度でも食べたくなる味として選ばれたのが、この2種類でした。今でも「あの味も商品にしたら面白かったかもしれない」と思うことがあります。
プレーン・バジル・カレー風味。この3種類には、それぞれ試行錯誤の積み重ねがあります。ぜひ食べ比べながら、「なぜこの3種類が選ばれたのか」を思い浮かべてもらえたら嬉しいです。
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