2026/06/25 11:49

私は壱岐島で燻製を作っています。この島に来て、ここで燻製屋を始めました。

島の外の人から、たまに聞かれます。「壱岐って、どんなとこですか?」って。

正直、うまく答えられないんですよね。きれいな海があって、魚がうまくて——そう言えば間違いじゃないけど、それだけじゃない気もして、いつも言葉が足りないまま終わってしまう。

だからここで、ちょっとちゃんと書いてみようと思います。




壱岐島は小さいけど、不便とは違う

島の端から端まで、30分も走れば着いてしまいます。博多から船で1時間ちょっとの距離。

「不便でしょ?」ってよく言われますが、暮らしてみると、そこまで困らない。スーパーもコンビニも病院もある。なんでも揃うわけじゃないけど、なんでも揃わないと暮らせないわけでもない、ということが段々わかってきます。

むしろ、ないものより、あるものの方が目に入るようになってくる。




壱岐の人との距離感

壱岐の人は、べらべらしゃべるわけじゃないけど、気にかけてくれます。

近所のおじちゃんが「アジ余ったけど要る?」って声かけてくれたり、「トマト採れすぎてさ」って袋ごと置いていく人がいたり。そういうやりとりが、毎日の中にちょこちょこある。

それが面倒に感じる人もいるかもしれないけど、私はわりと好きです。名前を呼んでもらえる場所って、思ってるより少ないから。




壱岐で過ごす夕方の時間

壱岐に来てから、夕方の時間帯が好きになりました。

海が見える場所で燻製を作っているので、日が傾いて、空の色が変わっていくのがよく見えます。浜の方から風が吹いてきて、潮の匂いが少し濃くなる。燻製の煙がゆっくり出ていくのを見ながら、「今日もこんな感じで終わるな」って思う。それが悪くない。

燻製づくりは、急かせない作業です。素材にじっくり煙をあてて、時間をかけて仕上げていく。その時間の流れが、壱岐という島の空気に合っている気がしています。




うまく伝わったかどうかわからないけど、これが私の壱岐です。

次回は、この島の食材のことを書こうと思っています。

壱岐の空気や時間の流れを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。商品もご紹介していますので、よろしければのぞいてみてください。

最新情報はInstagramやLINEでも発信しています。

インスタグラム ⇒ https://www.instagram.com/kunsei_ashitaba/
LINEhttps://lin.ee/9Bycfk9